PC遠隔操作事件のインタビューを読んで
PC遠隔操作事件で、犯人として逮捕・勾留されていた片山被告が389日ぶりに、3月5日に保釈され、そのインタビューが次の現代ビジネスに掲載されていました。
現代ビジネス 3月14日 パソコン遠隔操作事件 片山祐輔被告単独インタビュー 「検察の主張は矛盾だらけなのです」
この直前のブログMTGOXの米連邦破産法第15章申請でも書いたのですが、 私には判断がつかないと言うべきか、現代ビジネスのインタビュー記事を読むと、検察がおかしいと思えてきます。
私のPCにも、ブラウザー・ハイジャックと呼ぶらしいのですが、Sweet-Page.comと言うのが、検索画面として張り付いてしまって困ったことがありました。原因としては、何かのフリーソフトを探していて、それをダウンロードして実行した結果、張り付いてしまったのではと想像します。Sweet-Page.comを取り除くのに、復元ポイントで復元を行っても戻らず、Netで対策Pageを探し、そこに書いてあった無料ソフトをダウンロードして実行して、やっと収まったことがあります。
同じようなことがスマホでもあると思うのです。スマホにも無料アプリは大量にあり、無料アプリに細工をしておくことは可能だと思いますから。
今の警察や検察にネット犯罪、悪用、迷惑等に対する対応能力は、あるのでしょうか?私は、その能力は低いと思うのです。どうすればよいかと言えば、IT技術者を必要な人数分雇用すべきであり、IT犯罪に対して、犯罪捜査や犯罪防止ができる能力を、警察や検察に確保させるか、あるいは外部に警察や検察に対する協力やIT犯罪防止に向けて取り組む高度な能力を保有した組織を作るべきと考えます。
現代ビジネスのインタビュー記事の感想は、日本の警察や検察のIT犯罪対応能力は低いようだなとの印象を受けました。片山被告を犯人と断定できる証拠がない以上は、無実と判断すべきと考えます。
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