タカタの欠陥エアーバッグ
タカタのエアーバッグ問題がどんどん広がっている。例えば、次の日経記事。
日経 11月27日 タカタ窮地 全米リコール強制、交換品供給に限界
欠陥の原因や欠陥箇所についての報道はあまりないのですが、次のNY Timesの記事はずばり「タカタが低コストを理由に危険性の高い膨張ガスへと切り替えたことが主原因である。」と報じています。
NY Times NOV. 19, 2014 Takata’s Switch to Cheaper Airbag Propellant Is at Center of Crisis
日本の報道にはない詳細な説明がある記事であり、そうなのかな?と思わせるような内容でした。
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コメント
日経 11月27日 タカタ窮地 全米リコール強制、交換品供給に限界
タカタは来年1月からメキシコ工場で交換品を増産する計画だが「追いつかないかもしれない」(清水博シニアバイスプレジデント)という。
別の記事で、BMWに供給する工場を、メキシコからドイツに移すと言う話だそうで、交換品も大丈夫なのかどうか?
実は私も対象車に乗っていて、以前のリコールの時、助手用席だから人をのせなければ大丈夫と思い、半年以上ほっておいたのですが、助手席だろうが運転席だろうが、金属の破片がどこへ飛び散るか分らないので、未だの人はすぐに対応すべきです.
(どこの新聞か忘れましたが、今までは助手席用で危険が低かったけれど、今度は運転席用だから危険が高まったと、相変わらず訳の分らないことを書いている新聞が有りました)
投稿: rumityan | 2014年11月29日 (土) 05時19分
rumityanさん
コメントをありがとうございます。
タカタのエアーバッグは、作動して飛び散った金属破片によりケガをされた方もおられる一方で、エアーバックにより重傷になることが回避できた方もおられる。リコールは必要なのですが、タカタを悪者にすることで解決しない。
タカタのように高いマーケット・シェアを保有する企業は、大きなリスクを同時に持っている場合がある。多くの消費者・使用者・利用者に愛される製品に関しては、特にそうだと思います。リスクとか安全には気をつける必要があると思います。
投稿: ある経営コンサルタント | 2014年11月29日 (土) 13時58分