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2014年12月13日 (土)

朝日新聞って、どこかおかしいのでしょうか?

朝日新聞には、11月28日 「吉田調書」報道で前報道局長ら6人を処分 朝日新聞社とのことがあったが、吉田調書については、記事が掲載された直後から、福島第一原発所長吉田氏は、そのような人ではないと述べる人が多くいた。吉田証言についても、週刊新潮と記憶するが、本人がフィクションであると認めていると報じていた。記事についての批判ではなく、事実関係についての指摘であった以上は、即座に記事を書いた記者に、真実を確かめ、更に会社として調査し、解明するのが本来の姿と考える。

三流新聞とは、このような新聞なのだと思った。

さて、本日は朝日新聞の次の理解不可能記事に出会った。

(いちからわかる!)再生医療を後押しする法律ができたそうだが

これだけだと、新聞報道とは、この程度かで終わったのだが、同じ12月13日に読売新聞が社説として取り上げていた。

再生医療 安全性の確保が普及の前提だ

朝日新聞は、「いちからわかる」と子どもにも解るようにと読者層を広げて記事にしたと言うであろうが、最先端医療については、理解するにはある程度の医学・医療の知識が必要であり、記事にするなら、誤解を招かないような記述に徹するべきと考える。しかし、朝日の記事は読んでも意味不明なのである。

医療については、法はどうあるべきか、政府は何をすべきか、医療保険(健康保険)はどこまでカバーし保険料の水準と負担はどうあるべきか等の問題が常に存在する。朝日は、見事にこれをぶっ飛ばして、希望のみを書く。しかし、希望のみで負担を置き去りにすると、やがて破綻する危険性がある。そんなことは、難しくて朝日の人達には考えることができないのかなと思ってしまう。

朝日の記事には、「国がこれまで通りリスクを厳しく点検(てんけん)するよ。」なんて、国なる言葉がある。一方、読売社説には「政府が認定した委員会に診療計画を提出して、審査を受けることを義務付けた。」のように政府と言葉を使っている。

朝日新聞に提言するとしたら、「記者は記事を書くな。すべてを外部からの投稿記事にしろ。」である。朝日新聞に掲載されている投稿記事には、興味ある論点を提供してくれる記事が多いと思っている。

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