冤罪により懲役12年
5年前、周防正行監督の映画「それでもボクはやってない」が上映されていた。その時書いたブログが2007年2月14日のこれである。
犯してもいない罪で、懲役12年とは残酷で、「それでもボクはやってない」よりスケールの大きなニュースです。
日経 2月28日 強姦事件で再審決定 大阪地裁、被害証言と矛盾の記録
この朝日新聞の記事には、もう少し詳しく書いてあり、虚偽の証言を行ったのは、当時11歳と14歳の少女とのことです。少女の証言のみを証拠として、懲役12年が確定していた。
しかし、医師の診療記録には「体内に性的被害の痕跡はない」とあり、確定的な証拠が存在していた。そして、少女達は証言が虚偽であることを認めた。
冤罪被害者の男は、捜査段階から一貫して否認していたのであり、証言のみで刑事罰を下すことの恐ろしさを感じます。
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