米軍沖縄上陸から70年
70年前の4月1日、米軍は沖縄西海岸に上陸し、6月末頃まで太平洋戦争での日本における唯一の日米地上戦が始まった。
本日の沖縄の新聞社説は、沖縄県民の思いをあらわしているのだと思う。
沖縄タイムス 4月1日社説 [米軍本島上陸の日に]もう捨て石にはならぬ
琉球新報 4月1日社説 本島上陸70年 軍は住民を守らない この教訓を忘れまい
考えれば、普天間があるのは沖縄を守るためではないし、辺野古移設も同じで、迷惑施設でしか他ならないばかりか、もしかしたら米軍の敵は米軍基地をめがけて攻撃を行い、沖縄県民に犠牲者が出るかも知れない。杞憂だと思っていたが、イスラム過激派が沖縄米軍基地へ自爆攻撃なんて「ないよ」と言い切れないようになってきている気がする。
3月12日に強行すぎると感じてしまう辺野古調査なんて書いたが、3月12日のこれで書いたようにオスプレイなら短い滑走路で運用できるので埋め立ては不要となる。実際、TVのニュースで普天間の空撮が出てくるとオスプレイしか並んでいないように思える。世界の兵器、軍事情勢、米軍方針だって不変ではなく、時代とともに変わっている。見通しもなく最低でも県外なんてことを言うのではなく、真剣に向き合って努力を重ねていけば解決すると思うのである。
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コメント
沖縄は、日本に無理にくっついている必要は無いと思われます.
イギリスのスコットランドのように、住民投票を行い、独立するか、中国、台湾、あるいはロシアと一緒になるか考えてみても良いはず.
それぐらいやらないと基地は減りません.
私は、独立して、ロシアに基地を貸してやるのが一番よいと思うのですが.
投稿: rumityan | 2015年4月 4日 (土) 22時23分
rumityan さん
コメントをありがとうございます。
沖縄は、独立して平和憲法をつくり、あらゆる国の軍隊の駐在や基地は認めないとするのが、賢いのかも知れませんね。日本からの独立とは、どうすればできるのか分かりませんが、スコットランドと同様に、沖縄の人がそのような運動を起こせば、絶対不可能とは言えないのでしょうね。
日本政府は困るでしょうが、武力弾圧はできないです。そんなことをしたら、中国が黙っちゃいないし、米国も下手に手を出せないでしょうね。
沖縄の人は、普天間に大きな基地を作る必要がないと思っていると思います。日本政府が本気になって米国と交渉をしていないと。
投稿: ある経営コンサルタント | 2015年4月 5日 (日) 21時39分