川島なお美と北斗晶 お二人の癌闘病記
9月24日に肝内胆管癌により亡くなられた川島なお美さん、そして同じ9月24日に乳癌により右乳房全摘手術を受けられた元女子プロレスラーの北斗晶さんは、お二人ともブログを書いておられ、ブログに中で癌のことについても触れておられる。
お二人は、体格や性格は勿論、色々な点で異なる部分はある。でも、ブログを読んでいて、力づけられる部分はそれぞれ多くある。
川島さんが初めて癌のことをブログで告白するのは2014年3月27日(このブログ)。2013年8月の検診で腫瘍が発見され、2014年1月に腹腔鏡手術を受けた。川島さんの場合、3月27日のブログに『「この人になら命を預けられる」そう思える先生と出会うまで手術はしたくありませんでした』や『言われるがままわけもわからずただ切られる、とか不必要な抗がん治療を受ける、とか私は反対です』とあり、これらの部分は、川島さんの生き方が表れていると思います。
川島さんは、9月17日飯田市の飯田文化会館で公演予定だった「パルレ~洗濯~」を急きょ降板した。9月19日にこのブログ、死の前日23日にこのブログを書いておられる。54歳で亡くなられたのだが、川島さんのような生き方や闘病もあることを示しておられると思います。
北斗さんは、手術前日の2015年9月23日に初めて癌のことをこのブログで告白し、乳癌でも最悪な右の乳房を全摘出しなければならなくなりましたと述べておられます。『毎年恒例で秋頃には乳癌検査と婦人科検診を欠かさなかったのに。なぜ全摘出するまでの乳癌になってしまったのか?』や『[右乳房全摘出]を先生から告げられた時、あまりの恐怖とショックに初めて自分の事なんだと…泣きました。』や『48歳と言っても、私だって女です。胸を全て取る事の恐怖。普通にあるのが当たり前だった胸が乳頭までも全てなくなる。』とか書いておられます。
北斗さんは『残念ながら、私の癌は胸だけでなく脇のリンパにまで転移している可能性がある様です。これから長い闘病生活が始まります。』と述べておられ、『私には、この人が居てくれる。それだけで大丈夫って思えたし、家族の支えや優しさが、どれだけ癌患者の励ましになるか。』と夫や家族の支えについて触れ、『女性の皆さん、若かろうが年を取っていようが乳癌検診に行ってください!』と言っておられます。
本人が書いたブログを読むと、生き方とか生活とか、直接伝わってくる気がします。興味のある方は、お二人のブログを読むことをおすすめします。
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