日本の医療への懸念
3分の1の病院・診療所が赤字だそうです。
ニュースソースは次の東京商工リサーチの発表です。
東京商工リサーチの12月8日の調査報告 「病院・診療所」、「調剤薬局」の業績動向調査
次は、医療法人に対して融資等を行っている福祉医療機構の12月15日の発表で、融資先の医療機関の財務データの分析結果です。調査対象とした一般病院811病院のうち43.4%が2014年度決算では赤字だったとのことです。
福祉医療機構 12月15日発表 平成26年度 病院の経営状況について
6ページ目に次のグラフがありますが、赤字病院の割合は近年増加しています。
どう考えるべきでしょうか?医療機関が倒産すると、困るのは国民です。勿論、半分以上は黒字であり、大丈夫な病院も多いのです。なお、医療従事者は、国民に対する召使いであり、奴隷労働をすべきであるなんてことは言えません。
このようなことを書いておられる人がいました。NHK夜7時のニュースって、私はレベルが低すぎると思っています。
政治家やマスコミとは、正しいことを言いません。自分に都合の良いことを述べるか、あるいは一面のみで議論をしようとします。最近は余り聞かれないが、一時は医療ツーリズムを伸ばすなんてことを言っていた人がいました。その前に、国民に対する医療が、より重要だと考えます。
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