2020年東京オリンピック不正招致疑惑
あり得るかもねと思ったニュースです。
Huffington Post 5月12日 「東京オリンピック招致委、IOC有力者に多額の現金」イギリスで報道
元記事のGuardianは次です。
東京オリンピック招致委員会が1億6千万円ほどの賄賂を送ったとのことで、結果有力候補のイスタンブールを破って、東京が決定したとのことです。
賄賂の送り方は、シンガポールの銀行Black Tiding accountなる口座にオリンピック招致委員会が送金をして、これを電通が引き出して前会長のLamine Diackに渡したというスケッチがGuardianの記事にあります。そんな風に賄賂は送るのかと感心させられます。パナマ文書よりすごいような気がする。
Guardianの記事には”Possible wrongdoing in the 2020 race was referred to in a footnote to Pound’s report that suggested Lamine Diack dropped his support for Istanbul and switched to Tokyo because a Japanese sponsor signed a deal with the IAAF.”との文章もあり、東京の人たちは、会長に賄賂を送ってまで、会長のイスタンブール支持を止めさせ、東京招致を成功させたかったのでしょうか?おそらく電通が仕組んだんでしょうが、招致委員会も知らされていたという風に想像しますが。
電通の関係についてGuardianの記事は”The report by Wada’s independent commission, chaired by Dick Pound, detailed how the Black Tidings account was held by Ian Tan Tong Han, who was a consultant to Athlete Management and Services, a Dentsu Sport subsidiary based in Lucerne, Switzerland, that was set up to market and deliver the commercial rights granted to it by the IAAF.”と述べており電通は国際陸上競技連盟(IAAF)の関係者と深いコネを作り上げ、それを通じて恐ろしいビジネスをしていたように思います。(Wadaとは” World Anti-Doping Agency ”のことです。)
日本国内でも関係者の捜査を開始すべきと思えます。
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