厚生労働省分割論
自民党の若手が厚生労働省分割案を発表した。次のニュースです。
日経 5月11日 厚労省、分割や2閣僚制を提言 業務肥大化で若手議員
自民党小林氏が書いたブログがここにあり、稲田政調会長へ提出したとある。又、提言案はリンクされているここにある。
私も、厚生労働省分割には賛成です。こんなバカみたいにでかい省をつくって意味のないことです。組織は、機能しなければ意味がない。
私は、米国連邦政府の仕組みがよいと考えている。米国連邦政府の場合は、20の省(Department)があり、保健省(Department of Health and Human Services)と労働省(Department of Labor)が省としてあり、独立した連邦政府機関として社会保険局(Social Security Administration)がある。保険料の徴収は税と共に歳入庁(Internal Revenue Service)が行う。なお、労働に関して政府が正しい取組をすることは重要であり、独立した省とすべきです。
年金については、現在の日本年金機構という訳の分からない組織を止めて、資金運用・管理と年金給付を正しく行い、国民に正しい会計報告を行う組織を作るべきです。今のように、厚生労働省が年金運営者で資金運用はGPIFで年金徴収事務は日本年金機構なんて変な制度は止めるべきです。社会保険庁なりを作ればよいのです。そして、税務署を止めて、歳入庁に変更し、歳入庁が税金、地方税、年金保険料を徴収すれば良いのです。
合理的に管理することを一番に考えれば良いのです。徴収費用が安くなることは、国民の利益です。正しい、会計報告とは、不正を困難にすることです。この大原則無しに、税の無駄使いをなくすと言う人間はデタラメな政治家です。
国民が声をあげることが重要と考えます。政治家に先導されると、先導者が自分が有利になるように動いてしまう可能性があるのです。医療、医療保険、介護保険、生活保護、児童福祉、社会的弱者の保護、労働政策、男女同権、最低賃金、雇用促進、公的年金等全て非常に重要な課題であり、私たちが税金を払っている政府だからこそ、私たちのために公僕として働いて欲しいと考える。私たちに対する利益が最大となり、そのための効果が高い組織になるのが望ましいことです。
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