« 原爆・終戦の1945年8月を考える | トップページ | 2年弱勤務して300億円を超える報酬を得た »

2016年8月 8日 (月)

日本の国際化

2016年1月~6月の国際収支状況は経常収支が10兆6256億円の黒字であった。前年同期の2015年1月~6月と比較して2兆5,317億円の黒字幅拡大である。

日経 8月8日 経常黒字、9年ぶり高水準 上期10.6兆円 

財務省による発表はここにあります。

一つの大きな原因は原油とLNGの金額ベースでの輸入減少であり、2015年1月~6月比較で1兆6,009億円[▲38.2%]と1兆4,454億円[▲46.4%]の減少であった。燃料関連で約3兆円輸入額が減少し、貿易収支全体では3754億円の輸入超から2兆3,540億円の輸出超となった。差は2兆7,294億円であり、この原因の大部分は原油とLNGの輸入金額の減少であった。なお、数量ベースでは、前年同期比原油3.2%増、LNG5.3%減である。

2016年1月~6月の国際経常収支の黒字10兆6256億円のうち貿易収支は2兆3,540億円であり、黒字の大部分は貿易収支ではなく、第一次所得収支9兆6,129億円である。第一次所得収支とは子会社やJVからの受取・支払の利子・配当金等や証券・債券投資等に係わる受取・支払の利子・配当金等です。貿易収支は2011年から赤字ですが、第一次所得収支は2004年から年間10兆円を超える黒字が続いている。日本の国際化と言うべきかグローバリゼーションと言うべきか、日本及び世界の国際化と相互依存は進んでいると私は考える。そして、そのような中での日本と世界の成長戦略を考えるべきである。

医療ツーリズムなんて、しっくりとこないことを言っていた政治家がいたと思う。医療ツーリズムの前に、日本の医療の国際化が必要であると思う。そんな思いで、読んだのが次のSYNODOSの記事である。

SYNODOS 2016.08.04 医療通訳はだれのため?――在日外国人の健康格差、現実に即した医療体制とは

|

« 原爆・終戦の1945年8月を考える | トップページ | 2年弱勤務して300億円を超える報酬を得た »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本の国際化:

« 原爆・終戦の1945年8月を考える | トップページ | 2年弱勤務して300億円を超える報酬を得た »