徘徊老人に関する非常識判決
次の判決ですが、皆様はどう思われますか。
毎日 9月9日 認知症 徘徊し女性死亡 通所先施設に賠償命令 福岡地裁
徘徊癖があった認知症の女性(当時76歳)がデイサービスセンターから抜け出し、死亡しているのが発見された。デイサービスセンターなので、通所サービスであり、多くの人の出入りがある。気がつかないことがあってもやむを得ないと思うのです。それが2870万円の賠償を命じる判決となった。
認知症で徘徊する可能性がある人に対して、どのように接すべきか、対処すべきかとなるのですが、2870万円もの賠償金を支払うリスクがあるなら、どの施設も受け入れ不可能と考える。もし、これが老人ホームや特養だったら、ベッドに縛り付けるしか対処がなくなるのではないか。
多くの人は、認知症となっても、それ以前と変わることなく、対応していると思う。但し、危険なことにはならないように出来る限りの注意は払う。それが、人としての人の社会としての生き方であると考える。
こんな非常識判決は、社会の仕組みを壊し、認知症の人を特別扱いし、結局は認知症の人も、一般の人も不幸にすると思う。まるで過去にハンセン病の人を隔離して、人権を否定し、不幸せにしたように。
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