カジノ解禁法に反対する良識
2014年2月7日に次のようなブログを書きました。
この「熔ける」という本を読んで、井川意高氏が人間性に問題がある特別な人とは思わなかった。むしろ、ごく普通の人で、ストレス発散ができたと、深入りし、抜け出す事ができなくなった被害者です。企業の経営者も心底から相談できる相手がなく、孤独だとよく言われる。経営者でなくとも、企業戦士として働く人はほとんどが同じような境遇です。そんな人が賭博にはまりこむ。東映やくざ映画が頭に浮かびます。
そんなことを思い起こさせるのが、12月2日に内閣委員会で可決された統合型リゾート推進法案(カジノ解禁法)です。
日本のトランプ型政治家が推進している悲しい法案で、良識ある新聞社は、こぞって反対する社説を掲げている。
読売 12月2日 社説 カジノ法案審議 人の不幸を踏み台にするのか
産経 12月2日 主張 カジノ解禁法案 懸念解消を先送りするな
河北新報 12月3日 社説 カジノ法案/「負」の部分から目そらすな
マスコミもこぞって反対するトランプ構造です。どうなるのかな?
参考に井川意高氏の「熔ける」へのリンクを掲げます。カジノの魅力(恐ろしさ)を体験した人の本です。
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