安倍首相はいつ辞めるのだろう
日経新聞とテレビ東京による23~25日の世論調査では、安倍内閣の支持率は42%で、不支持率は49%と不支持の方が7%ポイント多かった。
日経 3月25日 内閣支持率42%に急落 森友問題「首相に責任」70% 本社世論調査
「いえない・わからない」が9%なので、支持と不支持の中での割合は、不支持が54%となる。
支持しない理由として、一番多いのが「人柄が信頼できない」である。
記事の中には「学校法人「森友学園」をめぐる財務省の決裁文書書き換え問題で安倍晋三首相に「責任がある」は70%に上った。」との指摘があり、森友問題について多くの人は安倍首相と内閣に責任があると思っている。
政府の行政の信頼性を失わせる文書書き換え問題は、3月12日のブログでも書いたように、重大な問題である。文書が後日書き換えられるなら、政府の行為・行政をチェックできなくなる。公正・公平な行政が実施されるから国民は行政を信頼する。国民に信頼される政府をつくることこそ内閣の最重要な任務である。
私が指摘するもう一つの重大問題は、安倍首相の「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」と述べた発言である。JILPTの2014年5月の報告書から得られたデータとの説明が後ほど為されていたが、全くの嘘である。JILPTの報告書は、そのようなことを述べてはいない。野党議員は真面目にそのような報告書を読まないだろうとして、デタラメを述べたと私は推測している。
JILPTの報告書についての私の分析は2月28日のブログに書いたので、興味がある方は参照を願いたい。なお、報告書のダウンロード先も、ブログ内にあります。事実を曲げて述べる事は、極めて悪質である。私は、JILPTの報告書を読んでいた時、安倍首相は即刻辞任すべきと思った。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント