IR推進に群がる蟻のような人たち
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朝日 1月31日 カジノ管理委、誘致支援の監査法人から出向者 野党批判
政府のカジノ管理委員会の事務局で、IR誘致を支援する監査法人からの出向者3人が勤務しているとあり、本当かなとWebを検索すると、いやはや驚き!
会計会社が、会計監査業務に止まらず幅広い分野で、専門的知識・経験に基づいてコンサルタント業務やビジネス支援業務をすることは、当然であり、その結果、社会に貢献するビジネスが生まれてくる。良いことだと思う。
しかし、これから制度の詳細を検討し、作り上げていく政府側の委員会の事務局に入るということは、むちゃくちゃである。「我が社は、IR規制の規則作りに携わったので、抜け道でも何でも知っています。是非ご用命ください。」なんてセールストークが、出来てしまう。トークであり、紙には絶対書かず、また録音もさせない。いや、それでも危険だから、第三者を装った誰かにやらせる。
いやあーIRって、現代のブラックビジネスですね。
内閣府にも取り入っていたんですかね。普通だったら、他に会計会社や監査法人なんて星の数ほどいるのだから、個人の会計士でも良い。信頼できる人を選任すれば良かったのにと思います。税金を使って、国民のために制度を作るのだから、極めて重要な業務です。
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