自民党総裁選
8月28日安倍首相が辞任意思を表明。本日のニュースは、次のようなことであった。
時事コム 8月30日 菅氏、自民総裁選出馬の意向 二階派が支持、追随の動きも―来月17日にも首相指名
9月15日までに両院議員総会を開き、国会議員と都道府県連代表による投票で新総裁を選出することになるようだ。その投票数は国会議員394票と都道府県代表各3X47=141票で合計535票の選挙と言うことのようである。
自民党という政党内の総裁選であり、外部の者が、批判するのは筋違いの面はある。しかし、米国の大統領予備選や党大会(Convention)の盛り上がりからすると、日本では、一部の人たちの動きと、それを取り巻く報道関係という図式以上にはなっていないと思ってしまう。
首相が辞任を表明した。速やかに、次の首相を任命する必要がある。首相任命は、憲法67条により国会の議決による指名である。第1党である自民党は、これに応えるべく、最短で総裁選びを実施しようとしている。それで良いのだが、国民から離れたところで、重要なことが決められていく感がする。IX、ICTの時代である。直ちに、スマホ・パソコン投票を実施せよとは言わないが、そのような方向も考慮し、多くの人が首相選びに参加できる方策を模索すべき時代に来ていると思う。自民党が、そのような方向に向かったなら、多分他の政党もそのようにせざるを得なくなるはず。いや、現在の野党が、率先して党員の意見をくみ上げ、党首や党幹部の人選に党員の意向が反映されるような動きになって良いように思う。
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