むなしく思える球磨川の治水
次の様なニュースがあった。
朝日 8月25日 川辺川ダムあれば「水量4割減」 7月豪雨で国交省試算
一方で、次のニュースもある。
熊本日日新聞 8月27日 「ダムありき」議論やめて 球磨川流域の建設反対派、被災者ら
別のニュースとしては
熊本日日新聞 8月26日 川辺川ダム「選択肢の一つ」 蒲島知事「白紙」から転換
知事の発言や態度をどう評価するか、私は追いかけていたわけではないので何も言えないが、2008年4月16日の知事就任記者会見の抱負がここ にある。言えることは、12年間進展がなかったと言うことなのだろう。反対派のダムの緊急放流のリスクとは、何を考えている人たちなのだろうと思ってしまう。ダム緊急放流とは、流入量が異常に増加したことに対応し、河川流量を下げるためのダム放流だが、相当異なった意味になってしまっている。
朝日の記事が述べている「最大水量を約4割削減できたとする試算」とは、8月25日開催の資料(これ )の説明資料(3/3)の次のページと理解する。これを見て、川辺川ダムが万能だとは思えないはず。しかし、ないよりまし。他の対策(例えば、降水予測や増水予測、通報体制・・・)と組み合わせて良いものを作り上げていくことが重要と考える。
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