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2026年6月 4日 (木)

4月の原油輸入は

2026年4月の原油輸入について、日経は「4月の原油輸入、1989年以降で最少 66%減の407万キロリットル」と報じていた。 (記事:ここ

1)産油国別の輸入量

産油国別に2016年4月の原油輸入量を表示したのが図1です。

Crude20264aa

2)2025年1月から2026年4月までの月ごとの輸入量

2025年1月から2026年4月までの月ごとの輸入量については、次の図2をご覧ください。

Crude20264bb_20260604000201

米国とイスラエルによるイラン空爆が2026年2月28日であったので、3月積み出しの原油から影響を受けたとし、航海日数を1月とすれば、4月1日以降に日本に到着する原油の輸送は米・イスラエルの武力行使の影響を受けたと考える。 ホルムズ海峡を通らず、フジャイラ港(この港 )、ヤンブ港(この港 )からの出荷もあったと考える。 4月には、ホルムズ海峡を通過しての輸送が不可欠なクウェート産原油の輸入はなく、カタールからの原油輸入量も20,606千KLに留まっている。

いずれにせよ、4月の原油輸入量4,480千KLは2025年1月-12月の月平均11,431千KLの39%である。 前年平均の60%ダウン。 驚異的である。 石油製品やナフサの供給に問題はないと発言している人たちがいるが、輸入量は昨年の39%でしかない。 多分、国家備蓄147日と民間備蓄92日あるから大丈夫というのが根拠だと思うが。

3)原油の輸入価格

原油の輸入価格は、どうであろうかと見たのが図3です。

Crude20264cc

平均価格で1リットル101円です。 1バレルだと16,059円。 159円で米ドルにすると1バレル101ドルになります。 3月の輸入価格は1リットル68円であったので、101円は48.5%アップです。

ナフサは欠乏。 石油関連は50%物価上昇。 やるべきことは、消費税減税なんかではなく、戦争をやめさせることにつきると考える。

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