気になる国のGDP比較
6月19日のブログでは、一人あたりGDPの世界比較について記載しました。 人ではなく国という単位に焦点を当て、国のGDPを米ドルで比較した場合をIMF WEOのApr 2026版からチャートを作成したのが図1です。 IMF WEOには2031年のGDP推定値まで記載があることより、図1も2031年までチャートを伸ばしています。
図1では、米国と中国の2大国が巨額でありすぎ、他の3位以下が重なり合ったチャートになったので、第3位以下の部分を拡大表示したのが図2です。
2025年において、日本はドイツに次いで第4位、2027年にはインドが第4位となり日本は第5位、そして2029年には英国が第5位で日本は第6位となる予想です。 図2で赤線で示したのが、日本のGDPであり、順当とは言えず、低迷に近いように思えます。 なお、日本のGDPは2009年までは米国に次いで2位であったのです。 それが、2010年に3位となり、2023年に4位となったのです。
日本の米ドル換算GDPの低迷がスタートしたのは、2020年頃と図2から見受けられる。 そこで、2020年を1として2020年以後を2026年まで展開したチャートを図3として作成しました。
2020年は2月にクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号でのコロナウィルス感染が確認され、その後様々なコロナ対策・コロナ対応が実施された。 新型コロナウィルスによる感染や死亡は、日本においては適切な対応・対策により感染のコントロールは、うまく対応できたと考える。 しかし、図3から考えると、米ドル換算GDPは2024年には20%も低下し、経済不振に陥っている。
図3を眺めると、駄目な国である日本との印象を受ける。 OECDが2026年5月にOECD Economic Sureveys: Japan 2026という報告書を発行している。 その87ページに、次のFigure 2.14 日本の外国投資を引きつける低い魅力(Japan’s capacity to attract foreign investment remains low)として次の図がある。
上図の左が外国から日本への投資額(GDP比)で右が日本から外国への投資額である。 日本への投資は、ほとんど無いのである。 それほどまで、日本には魅力が無いと言えてしまう。
魅力が無い日本の根源であり、発展を妨げているものは、何であるか? その一つは、無茶苦茶な政府財政負債・国債発行高である。 そんな国を誰も信用しないし、外国人から見放されているように思う。 次のFigure 2を見ると2020年の補正予算の額におったまげてしまう。
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