バラマキ合戦の国政選挙は国を衰退させるだけと思う
参議院選が告示され10日間を経過し、選挙日まで1週間と近づいた。
1) バラマキ合戦
今回の選挙は意味のないバラマキ合戦である。 一人2万円を政府が給付すれば、どうなるか、1億人として2兆円である。 与党自公の公約は子供と住民税非課税世帯には2万円を加算するので、総額は2兆数千億円と思うのである。
野党の公約は消費税について食料品ゼロとか、一律5%とかが、うたわれている。 金額にすれば、食料品ゼロは年間5兆円程度に相当するのであろうか? 一律5%は、令和7年度予算で消費税税収が24.9兆円なので食料品を含め5%とするなら12兆円-15兆円のインパクトがあるように思う。 消費税の場合は、通常は気にしていない10%に含まれている地方消費税2.2%分があり、10%を5%にすると都道府県・市町村の税収への影響が発生する。
2) 令和8何度の予算はどうするのか
今年度(令和7年度)の予算は、このNHKの予算の全体像という令和7年度予算の説明(上半分が歳出で下半分が歳入)がわかりやすいと思う。
赤字穴埋め国債が21.9兆円の状態で減税を考えることは、非常識であり、破滅行為と思う。 選挙で述べているのは、令和8年度とそれ以後のことと了解するが、大幅国債発行を実施することになってしまう。 結果、国民と日本経済は瀕死状態になると思う。
3) 変なトンデモ話も飛び交うのか
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